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執筆者の写真みれんぎじゅく

★今回の休校で見えたオンラインでもなく、量でもなく、良質な課題!


わが子の「自ら学習するくせ」を育てる 親の上手な「促し方」 定価1300円+税








Are You HAPPY? 1月号に掲載されました!




全国 38都道府県、118の図書館で蔵書されました ※2020年5月1日現在

カーリル [地域の図書館検索サイト]




本が紹介されました! 

◆ダ・ヴィンチニュース 読みたい本がここにある


1人でも多くの子供達が、一つでも多くのご家庭が笑顔になれれば嬉しく思います









東京も緊急事態宣言解除され


学校も順次登校再開される始めました


ところで、休校中に学習格差を感じた方も


少なくなかったのではないでしょうか?


そう! 学校によって大きく差があったのでした


同じ公立でも課題の量も、教科数も違いがあり、


オンラインで授業をしていた学校もありました


オンラインが良いとか 悪いとかではなく、


今回の休校で見えた課題と解決策をご紹介します











【 オンライン授業派 】


オンライン授業を行っていた学校について


これは文字通り児童・生徒に1台ずつ PC または タブレット があった学校です


アプリは多岐にわたりますが、オンラインで授業を進められた分、


児童・生徒の出欠も様子も単元も把握できたことは大きなメリットです



[ メリット ]


・児童、生徒の出欠確認が一目瞭然に出来る


・児童、生徒の様子を画面を通して把握できる


・通常通り、単元が進められる(正規の授業扱い)




一方、理解できたか? 理解が十分でなかったか? は


授業後に提出するワークシートで評価されます


ちなみに中学生は定期テストとは別枠の評価です


つまり普段の課題提出と同じです




[ デメリット ]


・授業内容が理解できたか? 結局、ワークシートを


 オンラインで提出して確認する必要がある


・中学生は定期テストでも評価することに変わらない


・児童、生徒が持っている PCやタブレットに不具合が出た場合


 別途、個別対応が必要になる




【 課題派 】


こちらは紙ベースのプリントのことです


公立学校はこちらの方が多数派のはず


自治体の予算等により、一人一台の PC・タブレットは、


ほとんどの学校で実現できていません




[ メリット ]


・児童、生徒の家庭の状況で時間や場所に左右されず


 自由に課題に取り組むことが出来る


・通常の授業の宿題や課題のように評価できる


・課題は学校ホームページからダウンロードさせるので


 紙で印刷、配布などの教員の負担が軽くなる




[ デメリット ]


・自己管理が出来ない児童・生徒は家庭で進捗を管理する必要がある


・児童、生徒の様子は別途教員が電話等で確認する必要がある


・授業時間としては認められていないので別途、単元の授業をする必要がある




それぞれ細かくはもっとあるのですが、


それぞれ トップ3を列挙してみました











ここではオンライン、プリントという区別でなく、


課題の量についてお話をします



課題の出し方について


残念ながら全教科課題が出された学校は少数派でした




【 特定教科派 】


小学生…国語・算数・理科・社会・英語


中学生…国語・数学・理科・社会・英語




一方、全教科に渡り課題が出された学校も…



【 全教科派 】


小学生…国語・算数・理科・社会・英語・音楽・保健体育・図工・家庭


中学生…国語・数学・理科・社会・英語・音楽・保健体育・技術・家庭




お子さんはどちらのタイプでしたか?


課題がなかった教科は今後の授業で授業態度、課題に重きが置かれます


全教科課題があった場合は授業再開後は通常通りの課題量になります


但し、夏休みが短縮されているので当初想定されたほどの


授業のハイスピード進行はなくなり、通常ペースになります











最後に 課題の質について


学校次第! 先生次第! で課題の質に大きな差がありました


例えば中学生の理科


自治体にもよりますが、「自由研究」を課題にした先生がいました。




先生の狙いはずばり2つ!


1、評価に結び付ける


2、学校代表研究作品の提出ができる




まず、1について


普段の課題評価+αです


自粛中に家で自分でテーマを決めて


実際に家で実験したり、調べたりして


研究レポートをまとめる


先生としては学習に前向きな生活が出来たことを評価しやすいです


授業再開するうえで、生徒の状態を知る貴重な情報源になります




次に、2について


大抵は学校代表作品を提出し、自治体で審査します


レポートを提出するだけなので 自粛には関係なく、


もし、学校代表作品が入賞すれば学校の株が上がります


校長先生ニッコリですね


こう言うのは校長先生が喜ぶだけでなく、学校の取り組みを


各教育委員会が評価するので学校や先生方にとっては意外に重要




中学生の理科に関わらず、小学生の図工や小中学生の家庭科で


実際に家で調理をさせ、まとめさせる課題を出した学校もありました


ドリルやプリントも大事ですが機械的に学習を進めるだけでは


なかなか身に付かないことも多かったのが、今回の自粛中の課題の


問題点になります


 






最後に伝えたいこと


今回の自粛中の学習では



・オンライン派、プリント派


・教科数の量


・課題の質



上記3つにかなりの差が出たことは事実です


解決策としては 授業再開後にそれぞれの学校の授業でまかなうしかありません




もう一度 言います


各学校ごと


隣の学校は一切関係ありません


お子さんの学校だけを注視してください


理由は今まで述べてきたように既に同じ自治体でも


学校の課題の出し方、課題量、課題の質が大きく差があるからです




そして、今後行われる検定試験で自分が目指す合格級を自分のモノにできるように


今を本気で検定試験の学習に過ごしてください


今は 後で…、次回… が効かない状態です


特に受験生はいつもの年と違い、少し厳しい状況ですが


是非、頑張ってください



-おしまい-





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