わが子の「自ら学習するくせ」を育てる 親の上手な「促し方」 定価1300円＋税
■■■■■
★本のまとめはこちらです！ ブクペ 著者まとめ
Are You HAPPY? 1月号に掲載されました！
全国 38都道府県、118の図書館で蔵書されました ※2019年10月4日現在 カーリル [地域の図書館検索サイト]
本が紹介されました！ ◆ﾀﾞ･ｳﾞｨﾝﾁﾆｭｰｽ 読みたい本がここにある
1人でも多くの子供達が、一つでも多くのご家庭が笑顔になれれば嬉しく思います
■■■■■
子どもが産まれて、言葉をしゃべるようになったり、絵を書けるようになったり
出来ることが 1つ 1つ増えて親として、とても嬉しいものです
その時に確認して欲しいことがあります
それは利き手
以前、このブログで利き脳のことをご紹介しました
今回は手です
昔から右利き、左利き、両利きはよく言われていましたが
最近はクロスドミナンス(交差利き)という新しい利きがあることが分かりました
クロスドミナンスとは… 物事によって利き手が変わること
例えば…両利き
右でも左でも同じように箸を使って食事が出来る
右でも左でも同じように鉛筆で字を書くことが出来る
これに対し、クロスドミナンスは
箸を使って食事をするのは右手、鉛筆で字を書くのは左手
といったように利き手が限定されます
クロスドミナンスの人は、本来の利き手という考え方ではなく
行動する時に右左を使い分けるのが特徴です
クロスドミナンスの人がどのような傾向なのか
ご紹介したいと思います
我々人類が言葉を話すようになって圧倒的に右利きが多くなりました
それまでは左利きが多かったんですよ！
これは人類の進化の過程で言葉を話すという脳の進化でも証明されています
従って、本来は進化の過程で右利き、左利き、両利きが存在しています
ところが、この脳の進化過程のなごりで
たまに交差利き(クロスドミナンス)という現象が起こります
長い年月欠けて人類も進化の過程を過ごしてきたので
こういうことが現在でも生体として起こりえます
乳児から幼児にかけてモノを掴む動作をよく観察してみてください
モノによって掴んでいる手が変わるお子さんが先天性クロスドミナンス(交差利き)です
一方、生まれた時は左利きだったけど、幼児期に右利きに強制された人は
後天性という事になります
また、大人でも利き手の怪我などにより、リハビリや練習により
逆の手も使えるようになるパターンも後天性になります
先天性クロスドミナンスは最近分かってきた分野でまだ詳しい研究論文が出されていない分野です
人間の脳は脳幹を中心に前頭葉や左右の脳が連動して機能していることは知られていますが、
クロスドミナンスの人はこれらがバランスよく発達していて
人より優れた能力を発揮できる可能性があるそうです
よく言われるのが
右利きの人は左脳が発達している
左利きの人は右脳が発達している
と言われてきました
左脳の働き…読み書き、会話、計算、文字認識、論理的思考など
右脳の働き…直観、ひらめき、創造性、五感感覚、芸術性など
今までは右、左、のような限定的に考えられていたのですが
脳幹や前頭葉が関係していることも少しずつ分かってきました
つまり、脳全体がクロスドミナンスを生み出しているという事です
したがって、訓練により利き手を直したり、リハビリすることが出来ます
もちろん、後天的でも脳への影響は効果としてあるので
たまに利き手でない手で箸を使って豆掴みをしたり、ハサミを使ったりして
脳を活性化することをおススメします
脳が若いと老けにくい傾向があることも分かってますし、認知症予防にも効果的です
先天性のお子さんは少なくとも小学生のうちは
利き手を矯正しないようにオススメします
せっかく授かった能力ですので成長期は使いやすい方を
自由に使わせたり、両方使ってみて
本人がしっくりする方を使わせてあげてください
なぜ？
お子さんの脳のスイッチがどこにあって、いつ開花するか分からないからです
人間の脳は、まだまだ分からないことが圧倒的に多い分野です
当然、矯正してしまえばせっかくの才能も奥深くに隠れてしまう可能性があります
クロスドミナンスは特に感性が敏感、または鋭い傾向があるのも特徴です
少し神経質だったり、感情的だったり…
人と違う所が良いのも特徴です
－おしまい－
★人気ランキング【塾教育】に参加しています(^0^)/ ～ いつも応援ありがとうございます ～ ▲ポチッと応援よろしくお願いします▲
次回をお楽しみに♪
この記事を読んだ人は、この記事も読んでいます
■■■■■
<毎週火曜日更新> 姉妹ブログ 東京ジブリ水槽『天空の城ラピュタ』 アメブロ ～ジブリ大好き小学生のビオトープ水槽 観察ブログ～