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Are You HAPPY? 1月号に掲載されました!
全国 38都道府県、118の図書館で蔵書されました。※2018年10月1日現在 カーリル [地域の図書館検索サイト]
本が紹介されました! ◆ダ・ヴィンチニュース 読みたい本がここにある
1人でも多くの子供達が、一つでも多くのご家庭が笑顔になれれば嬉しく思います。
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「危ないからハサミやカッターなんか持たせられない」と近所の人に言われて……
私の娘が未就園児だった頃、ハサミを使って紙を切る娘を見て、 同じくらいの子供を持つお母さんに、 「うちは危ないから刃物持たせられない」と言われました。
私達が子供の頃は男子も女子も鉛筆はカッターで削るのが一般的でした。 その子なりに削り方の上手下手はあってもケガをするような子はいませんでした。
もし、小学生入学年齢になって、鋭利な刃物を初めて持ったならば、 自分の力で体を傷つける大ケガにもなりかねません。 不注意からくるケガは大人でもします。私も仕事で指を失くしかけました。
幼児にいつ、どんな刃物を持たせるか、これは子供個人によって適期が異なります。
ものを加工する、工作することに興味が出て、 親のハサミやカッター、包丁に「私も、僕も」と手を出し始めたら、 一番初めによく切れるハサミを用意して、切り方のお手本を見せてください。
次に手を添えて持たせてから一緒に切ります。 最後に「1人で挑戦してみようか」と言って一人で切らせてあげてください。
刃物は力を入れなくても切れるものと言う感覚は実際にやらないと 知識も実感も得られません。
まずはハサミで手の感覚を身につけさせてあげるようにします。
ハサミでもケガをすることは十分に考えられますし、
幼児以下の指だって切り落とす危険性もあります。
不注意でケガをした時こそ 「この刃はよく切れるから、気をつけて」とその時に言ってください 肌を傷つけたら痛いことを知れば、刃の持つ危険性を体で学びます。
それでも、ケガをしたら 鋭利な刃物で切った傷なら(傷口 1センチ未満)傷口をくっつけるように周囲から皮膚をよせて、 止血するまで固定してください。止血も治りも早く傷も綺麗に治ることがほとんどです。
もしなかなか出血が止まらない(約15分)ようであれば
慌てずお医者さんに行って縫ってもらいましょう。
◆目次
刃物は必ず親の許可を得てから持たせるようにします。 「ハサミを使うときは、ママかパパに言ってからね」と、 無断で刃物を使わないというお約束をさせてください。
「お約束を守る」は幼児のうちにする大切な早期教育の一つです。
このお約束を守るという習慣が後の小学校で先生とのお約束「宿題」につながります。 宿題は「先生とのお約束だよ」と小学校入学の時に子供に話してあげてください。 納得しやすいはずです。
また、ハサミで紙を一度切ると、もとに戻らないこともここで教えてください。 切ったらどうなるか、切ったあとのイメージを確認しながら切らせます。 もちろん切った後、どうなったかを自分で確認させます。
ちょっと前まで左利きは直されることがほとんどでしたが、 現在は小学校でも左利きが考慮されています。 左利き、両利きの子供には両方の手で試させてあげてください。
出来れば左利き用、右利き用2つのハサミを用意して その時の使いやすハサミを選ばさせてあげるといいです。 左右兼用は正しい持ち方を教える段階ではお勧めしません。
もともと左手、両方の手で無意識に道具を使おうとする子供は 両方の手で道具を使うことが出来る手先が器用な子共が多いです。
本人のやり易い方を選択しながらたまに親から 「右手でもできる?左手で出来る?」とクイズみたいに言ってみてください。 普段右利きの子供にも有効です。
お子さんの脳にいつもと違った良い刺激になります。
よく切れる本物の刃物だからこそ、ちゃんと置き場所を決めて片づける。 残念ながら大人でもこのお片付けが出来ない人が増えているので困ります。
放りっぱなし、出しっぱなし、刃は閉じる、包丁なら刃を外へ向けて渡さない、動かさない ここで刃モノは危ないから片づけることの大切さ学ばさせるとお片付けが出来る子共になります。
この習慣を教えないと刃物だけでなく、遊ぶ物、洋服、学校のモノが いつも部屋中散乱なんてことになります。
子供はなんで片づけなければいけないのか理由が知りたいのです。
刃物は危ない、洋服は着る服が見つからない、遊び道具は遊べない、学校のモノは忘れ物になる と簡単で良いので子供が納得いく理由を教えてあげてください。
私のブログの読者んであるママさんが実際に体験している様子を綴られています。 幼児のお子さんをお持ちの親御さんには参考例になります。
ネコな暮らし 2歳の息子がハサミに興味を持ったwith mirengijukuさん
幼児(小学校入学前)の子供に刃物を使わせる時は必ず親がそばに付き添ってください。 幼児は成長速度が個人によって大きいので体験させる刃物の種類を家庭で話し合って ルール(お約束を守る)を作って経験させてください。
刃物を上手に使える子共はその後の学習でも上手に学べます。 両手の手先を使うことで脳に良い刺激を一杯与えておくと 小学校以降が楽しみですね。
-おわり-
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次回をお楽しみに♪
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