いつもご覧いただきありがとうございます。
お家の方へ質問です。
「お子さんの得意なことは何ですか?」
得意なこととは
言葉・数字・空間・運動・音楽・自然・自分・他人など
大きく分けても8つあります。 これからは、お子さんの個性を活かした子育てをしましょう!
【得意=お子さんの能力】に早く気がつく方法
近年注目されている考え方にMIというものがあります。
従来の読み・書きといった一定方向からの評価だけではなく、
子供の得意なところに着目し、その能力を活かして可能性を広げる新しい教育方法です。
【子共が得意なことからアプローチする教育、MI】
MIとは、ハーバード大学教授ハワードガードナー氏が唱えた
マルチプルインテリジェンス(Multipul interigences)=マルチ能力のことです。
「脳には少なくとも8つの比較的自立した機能が存在する」
ということが近年の脳科学研究によって明らかになっており、
言語・数学的・空間・運動・音感・・自然との共生・自己観察・人間関係形成
の8能力の中で得意な能力からアプローチすることで人の力が伸ばしやすくなるという考え方です。
※IQとはMI言語能力から見た指標の1つです。他にもEQ・HQなどの指標があります。
この能力はご両親から継承する先天のものと、
成長過程や生まれ育った環境・文化によって育まれる後天のものがあります。
子育てをしていると、つい他のお子さんと比べてしまうことがありますが、
MI理論は逆に、お子さんの個性を知り、お子さんの得意を応援することで
新たな学びを受け入れ易く、可能性を広げやすくなります。
親も子供にとっても精神的に負担がなく、
子供の得意なことから将来の方向性を考えることが可能になります。
【エジソンの母はMIを実践していた!】
トーマス・エジソンは学校での勉強方法が合わず、
小学校をドロップアウトさせらてしまい、
母親から自宅で教育を受けて得意なところを伸ばしたことで有名です。
得意なことに着目し、その子に合った教育を取り入れて
子供の持つ可能性を引き出すことができました。こうした能力は一つだけではなく、
重なる部分を組み合わせる工夫をすると子供の本気が上がります。
能力を見つける鍵は、お子さんの日常生活を観察することです。
自然と繰り返しているパターンや好んでよくする遊びから
「この子はもしかして、こういったことが得意なのかな?」
と気がつくチャンスがあります。
次週から具体的なそれぞれの能力を一緒に見ていきましょう。
★まとめ★ 既に始まっています!他者と比較する教育から、
子供の得意なところに着目し、その能力を活かして可能性を広げる
新しい教育方法
次回をお楽しみに♪
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