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夏休みも3週間を切りました。
夏休みの宿題で以外に手間取るのが自由研究!
そこで、お家の人なら多くの人が思ってしまう
「自由研究って手伝っても良いの?」という疑問についてご紹介します。
そもそも夏休みの自由研究とは?
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こどもたちは、10日~40日ほどの期間を通して教員の指導や学校生活を離れ、 保護者の協力も得るなどして、思い思いの方法で研究を行うことができる。 特に夏季休業(夏休み)は、日数も多いため、まとまった課題に取り組むことができる。
本来、「自由研究」は、自分でテーマを設定し、 それを追求していく探求学習(Inquiry-based Learning)であり、 問題解決からまとめ方までのスキルを磨くことができる学習である。
その重要性を多くの人が認めながらも、受験偏重や指導者不足などのため 単なる宿題のひとつとして軽視されることもあるようだ。
その一方で、コンテスト受賞などをはげみに小学生から高校生になるまで 同じテーマで研究を継続してきた生徒もいる。
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掲載、引用:ウィキペディア「自由研究」
《私の見解》 手伝っても良いです。
ただし、条件があります。あくまでもご家庭でやること、お手伝いに留めること。 自由研究には上記理由から必ずレポートが必要になります。
【自由研究の手順】 (1)自由研究のテーマ(ご家庭で話し合う大切な機会です!) (2)研究の動機(なぜ、この研究・採集・工作をしようと思ったか) (3)研究の方法(家庭ならではの再現性、自分でやったこと、
難しくてお家の人に手伝ってもらったこと) (4)結果の予想(自分で結果を予想する) (5)結果(実際にやって予想と同様だったのか?) (6)まとめ(結果についての考察、予想と結果がちがう場合はなぜそうなったのか) (7)研究を終えての感想(みんなに 1番伝えたいこと、苦労したところ、工夫したところ)など (8)引用した参考文献、謝辞(協力してくれた人への感謝の言葉)など
【研究編】 研究テーマは身近な日常生活の疑問から。
・公園にいるセミや生き物はどんな種類がいるのか、なぜ夏に活動をするか。
・庭の植物の名前は何か、植物の生えている環境はどうか、花はどんな形をしているか。
・海岸にある貝殻や岩石の名前は何か、どこからやってくるのか。
・地元に残る遺跡・古墳・石仏・神社などの調査。
本格的に調べるには図鑑や専門書、研究者の協力が要りますが、 お子さんの学年のできる範囲で十分です。
ところで…
採集や工作は作るだけのお子さんも多いのですが、研究なので 標本や工作なども当然レポートを別に作成します。
レポート作成の意味は 「やったことに対してやりっぱなしで終わるのでなく、 問題解決からまとめ方までのスキルを磨く」です。
【採集編】
・代表的な昆虫採集など、昆虫、植物、貝殻、岩石、化石などを採集し、標本をつくる。 ・昆虫標本は展翅板(てんしばん)や虫ピン、標本にした後、防虫剤などがいります。 ・植物標本はできるだけ花や胞子のうがあるものを採取して標本にする。 また、標本にすると色が変色する植物も多いので、標本前の写真を撮っておく。 ・貝殻、岩石、化石などの標本は重量が重くなるので標本箱は丈夫なものを利用しましょう。
必ず標本箱に収納し、標本には種名、科名、採集地、採集日時、採集者などを記入した ラベルを必ずつけておくと初めて見た人にも分かりやすくなります。
標本の種名などがわからない場合は夏休みに一部博物館や動物園で 専門家の鑑定をうけることも出来るようです。
【工作編】 工作もテーマや必要性は身近な疑問からテーマを作れます。
・食品トレーやペットボトルなどをリサイクルして便利な道具や製品を制作する。 ・日常生活のちょっとした道具や仕組みを自分で制作したり、再現する。 ・伝統的で科学性(仕組みがあるもの)の高いおもちゃを作る。
制作してレポートがあるものが科学(研究)です。
今年の夏休みに、お子さんに自由研究をさせてみるか?考えてみてください。
夏休みの宿題を受験勉強の方が大切だから宿題は業者へ… それは上記のことからお子さんのためはもちろん、お家の方のためにもなりません。
次回をお楽しみに♪
宿題をしないお子さんに悩んでいる方、 検定試験を上手に活用してお子さんの得意を伸ばしたい方、 学校のこと、勉強の仕方で相談したい方、
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