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執筆者の写真みれんぎじゅく

★小学生の疑問「選挙は何歳から投票できるの?」


いつもご覧いただきありがとうございます。

先日、小学生にこんな質問をされました。

「選挙(せんきょ)は何歳から投票(とうひょう)できるのですか?」

みなさんはこの疑問、どう答えますか?

今、都内の小学校には都議選の選挙公示掲示板が立てられているので

小学生の目にも留まりやすいです。

この質問に対して

「そもそも、選挙って何か、知ってるかい?」

と逆に質問してみました。

すると

「この人が良いな~と思った人に投票してみんなの代表を決めることでしょ」

と答えてくれました。

素晴らしい回答でした!

----------選挙とは----------

こうなったら、もっと暮らしやすくなるのに、 ああなったら、もっとみんなが安心できるのに、など 誰(だれ)しも、ふだんの日常生活の中で、

より安全で快適になったら良いな~と思うことがあります。

そういう地域のみなさんの思いや願いを、みなさんの代わりに 国や地域(ちいき)で実現してくれる人を選ぶこと、 それが「選挙」です。

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ここでクイズ!

【問題1】 世界には選挙に投票しにいかないと処罰(しょばつ)がある国があります。 次の、どの国でしょう? 1:アメリカ 2:イギリス 3:オーストラリア

【問題2】 投票所に一番早く投票しに来た人だけが出来ることがあります。次のどれでしょう? 1:記念品がもらえる 2:投票箱の中を見れる 3:「1番」と書かれた投票用紙がもらえる

【問題3】 日本の選挙はいつから始まったでしょう? 1:江戸時代 2:明治時代 3:昭和時代

そして、小学生の疑問

「選挙は何歳から投票できるのですか?」

【回答】 満18歳以上

-------------------- 平成27(2015)年6月、公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、公布されました。 これに伴い、平成28年6月19日の後に初めて行われる国政選挙の公示日以後に その期日を公示又は告示される選挙から、選挙権年齢が「満20歳以上」から 「満18歳以上」に引き下げられました。

それでは、海外の選挙権年齢はどのようになっているのでしょうか。 現在海外では「18歳以上」が主流です。国立国会図書館の調査(平成26年)では 世界の191の国・地域のうち、9割近くが日本の衆議院に当たる下院の選挙権年齢を 「18歳以上」と定めています。

例えば、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアでも18歳以上となっております。 選挙権年齢の引下げによって、ますます若い世代が政治に関心をもち、 積極的に政治に参加することが期待されています。

掲載:総務省> 選挙権と被選挙権 http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo02.html --------------------

クイズの答

【問題1】の回答、3:オーストラリア

オーストラリアもその一つで、投票に行かなかった場合、 罰金を払(はら)うだけでなく、投票に行かなかった理由を 説明しなければならないこととされています。

【問題2】の回答、2:投票箱の中を見れる

一番先に投票する人は、投票箱の中に何も入っていないことを確かめるために、 投票箱の中を見ていただくことになっています。

【問題3】2:明治時代 日本で最初に行われた選挙は、明治23年の衆(しゅう)議院議員選挙です。

★まとめ 【質問】 「選挙は何歳から投票できるのですか?」

【回答】 満18歳以上 ※18歳のお誕生日が来たら投票できます。

次回をお楽しみに♪

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