いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は小学校の個人面談・家庭訪問についてお話いたします。
私のように外部の学校支援人材は、この時期と通知表作成時期は
職員室立ち入り禁止の時期でもありますw
目次
○個人面談・家庭訪問・地域訪問の3つの目的
○お子さんの良さを知ってもらう
○お子さんの成育過程を伝える
○NG×ワード(お子さんのためにも言わないでください)
★個人面談・家庭訪問はお子さんをアピールする最大のチャンス!
ゴールデンウィークの前後に、学級担任の先生による個人面談・家庭訪問があります。
※各自治体、小学校によって個人面談・家庭訪問・地域訪問のどれを実施しているかは
お子さんが通学されている学校からのお便りを参考にしてください。
実はあまり知られていませんが、
個人面談・家庭訪問で先生のお子さんへの見方に影響が出ることも…
<言葉の解説> 個人面談:先生の話を聞くことではありません、先生がご家庭での児童の様子を聞くことです
家庭訪問:家・家族の雰囲気、家庭の考え方など、児童の理解を深めるためです ※近年家庭訪問実施校は激減しています。
地域訪問:原則として児童の家の場所を担任の先生が確かめるのみ
★個人面談・家庭訪問・地域訪問の3つの目的
1、お家の方と担任の先生が話す機会を少しでも増やすこと
2、子ども達が暮らしている地域や通学路をよく知ること
3、お子さんの情報(過去を含めて)を得ること
個人面談、家庭訪問は10~20分程度と大変短いですが、お家の方にとって、
担任の先生と話す貴重な時間ですので、この短い時間を最大限に活用してください。
★お子さんの良さを知ってもらう
「うちの子は、何もできなくて…」などと
謙遜なさるお家の方が多いのですが、これは現在 NG×です。 担任の先生に悪気はなくても、お子さんのマイナスイメージが印象に残ってしまいます。
例えば、お子さんが漢字が得意なら…
丸秘 伝え方!
×「うちの子は、漢字が得意なんです」
ではなく、
◎「うちの子は、漢字は好きで、漢字の宿題や漢字検定試験の勉強を
やっている時だけは、御飯だよ、と呼んでも、なかなか食べに来ないんです」
言い方を変えるだけでご家庭の様子がプラスイメージで担任の先生に伝わります。
また、学校の勉強以外にも漢字検定にチャレンジしていることが
先生に伝わると好印象です。
★お子さんの成育過程を伝える
持ち上がりの先生以外の新担任の先生の場合は特に!
これまでのお子さんの成育過程を先生に伝えましょう。
例) 「昨年の 1学期までプールの授業を嫌がっていたのですが、
昨年の先生による夏休み中の水泳指導のおかげで、
自由形で 25メートル泳げるようになりました」
先生は、○年生が○メートル泳げるようになる基準は認識できていますが、
お子さんが、25メートル泳げるようになった過程を
新しい担任の先生が知ることは、とても重要です。
先生は、お子さんを平均的な○年生と比べる見方は得意ですが、
他校への移動が多い公立の先生はお子さんの成長過程を見るのは苦手です。
お家の方の話を聞いて、先生がお子さんの「これまでの成長過程」が見えると、
指導の選択肢を増やすことが出来るため、
より、お子さんに合った指導をしてくれるようになります。
★NG×ワード(お子さんのためにも言わないでください)
NG×1:お子さんの友達や昨年までの担任への非難 どんな会話でも第三者の悪口を聞かされると、
「私がいない所でも、同じように私の悪口を言うかも…」と感じる
先生も少なくありません、先生との信頼関係は大切にしましょう。
NG×2「うちの子は、学校ではどうですか」と訊(き)く 「えっ?!」と思うかもしれませんが、担任の先生は、
お子さんと出会ってまだ 1か月です。
全ての児童を、正確に深く理解していません。
気になることがあれば、1学期後半に連絡帳などで先生に相談しましょう。
★まとめ★
〇個人面談・家庭訪問・地域訪問の3つの目的
1、お家の方と担任の先生が話す機会を少しでも増やすこと
2、子ども達が暮らしている地域や通学路をよく知ること
3、お子さんの情報(過去を含めて)を得ること
〇お子さんの良さをアピールする
〇お子さんの成育過程を伝える
〇NG×ワードは言わない!
検定試験合格はお子さんにとって大きなメリットがあります。
お子さんやご家庭の状況と照らし合わせてお子さんにとって何が優先すべきことなのか、
よく話し合って挑戦してください。
次回をお楽しみに♪
宿題をしないお子さんに悩んでいる方、
検定試験を上手に活用してお子さんの得意を伸ばしたい方、
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